こんにちは、歯科医師の冨田です。だんだんと気温が高くなり、冷たい飲み物が美味しく感じる季節になってきましたね。
そんなこれからの季節は、実は“お口の乾燥”にも注意が必要です。
普段何気なく出ている唾液ですが、どんな働きをしているかご存じですか?
実は唾液には、お口の健康を守るために様々な役割があります。
まず、唾液には食べ物を飲み込みやすくする働きがあります。
食べ物をまとめて喉へ送りやすくし、スムーズな食事を助けています。
また、お口の中を潤すことで発音もしやすくなります。
さらに、唾液にはお口の中を清潔に保つ自浄作用があります。
食後の食べかすや細菌を洗い流すことで、むし歯や歯周病の予防につながります。
加えて、細菌の増殖を抑える抗菌作用もあり、お口の中の環境を整えてくれています。
また、唾液には歯を守る大切な働きもあります。
食事をするとお口の中が酸性になり、歯の表面からカルシウムなどが溶け出します。
しかし唾液は、その溶け出した成分を再び歯に戻し、歯を修復する『再石灰化』を行っています。
これらのようにさまざまな働きを持つ唾液の分泌が減ると、口臭・むし歯・歯周病のリスクが高まります。
よく噛んで食事をすることや、こまめな水分補給は唾液分泌を促すために効果的です。
最近お口が乾きやすいなど気になる症状がある方は、ぜひ一度ご相談ください!
毎日のお口の健康を守るために、唾液の働きにもぜひ注目してみてくださいね。






