咬合紙ってなに?

こんにちは!長谷川歯科医院の歯科医師の田中です。
皆さんは「治療のあとに赤とか青の紙をカチカチ噛まされたけど、あれって何の意味があるの?」と疑問に思ったことありませんか?

今日は歯科医院でよく見るけど、実はあまり知られていない「咬合紙(こうごうし)」について、ちょっとした豆知識を紹介していきます!

1. 咬合紙とは?
歯の咬み合わせ(咬合)をチェックする紙。
2. 赤や青の紙を噛んで、歯が当たる部分に色をつけて確認します。
3. どうやって使うの?
 噛んだときに接触した歯の部分に色がつき、咬み合わせを確認できます。
4. 色の意味は?
 赤や青が一般的。強く当たる部分ほど色が濃く出ます。
5. 厚みの違いがある!
 厚いもの(100μm)~薄いもの(20μm)まで、目的に応じて使い分けます。
6. 実はすごく繊細
 たった0.04mmの厚さでも、違和感に気づく人も。口の中の感覚はとても敏感です。
7. デジタル機器もあるけど…
 T-Scanなどもある中で、咬合紙は今でも定番のチェック方法です。
まとめ. 
咬合紙は、ただの「紙」ではなく、快適な咬み合わせを守るための必須アイテム。

普段は気に留めない存在かもしれませんが、実は治療の質を左右する、とても重要なツールなんです。
次に歯科医院で咬合紙を噛むときは、ぜひ「こんな役割があるんだな〜」と、思い出してみてくださいね!