こんにちわ。歯科衛生士の土屋です。 12月に入り、今年も残りわずかとなりましたが、お元気にお過ごしでしょうか❄️ さて本題に入ります。 仕上げ磨きをしてくれてるお父さんやお母さんが多いですが,これで合ってるのかな?これでちゃんと磨けているかな?と不安になってる方も多いのではないでしょうか。 今日は,子供の仕上げ磨きのコツ(ポイント)についてお話ししたいと思います🦷🪥 ① 仕上げ磨きの時間は“短く・やさしく”でOK 小さいお子さんは長時間の歯みがきが苦手です。1~2分で良いので、ポイントをしっかり磨くことが大切です。力は大人が思っているよりずっと弱く、ペンを持つように軽い力が目安です。 ② 親子の姿勢が大事!おすすめは「寝かせ磨き」 お子さんを寝かせて、親が頭の上側からのぞきこむ姿勢がベスト。 奥歯や上の前歯の裏側までよく見えるので、磨き残しが少なく、短時間で終わるので子どもも嫌がりにくいです。 ③ 歯ブラシは“小さめ・やわらかめ”が基本 子ども用のヘッドが小さい歯ブラシを選ぶと、奥まで届きやすいです。 毛先は硬いと痛みを感じて嫌がるので、やわらかめがおすすめです。1ヶ月に1本の交換が目安です。 ④ 虫歯ができやすい場所を重点的に! 子どもは虫歯になりやすい場所が決まっています。ここだけでも忘れずに磨ければ、予防効果が大きくなります◎ 🌟奥歯の溝(特に生えたての6歳臼歯) 🌟上の前歯の裏側 🌟歯と歯の間(フロスが有効) フロスは毎日でなくてもOK。週2〜3回でも十分効果があります。 でもやっぱり本当は毎日してほしいけどね!忙しい日はキャンセルしていいですよ😊 お父さん,お母さんも頑張りすぎず、一緒に子供の虫歯予防しましょう🎶 ⑤ 仕上げ磨きの合図やルールを作るとスムーズに 子どもは“パターン化”すると受け入れやすいです。 🌟歌を1曲流す 🌟10秒だけ口あーん」など短い合図 🌟お気に入りのぬいぐるみに“見ててもらう” 🌟最後にハイタッチや褒める 遊び感覚にすると、嫌がりにくくなります。 ⑥ 生えたばかりの「6歳臼歯」は特に注意! 6歳前後に奥の奥からひょこっと出てくる“6歳臼歯”は、最も虫歯になりやすい歯です。 段差の奥に隠れていて見えにくく、生え途中の1年間は特に丁寧に磨くことが大切です。 ⑦ 仕上げ磨きは何歳まで必要? 理想は…自分で上手に磨けるようになる10〜12歳頃まで🥲 自分で磨けているつもりでも、実際には奥歯や裏側に磨き残しがあります短い時間でも保護者が最後にチェックしてあげるのが安心です。 ✨まとめ 仕上げ磨きは「しっかり磨く」よりも、 【痛くなく、短い時間で、ポイントをおさえる】ことが成功のコツです。 小さな習慣の積み重ねが、お子さんの将来のむし歯予防につながります。 ご家庭で悩んだときは、お気軽に担当衛生士にご相談くださいね。






