こんにちは☆アシスタントの植田亜里紗です!
ようやく夏の猛暑がおわり、秋風の気持ちの良い季節になりました!
みなさまはいかがお過ごしでしょうか?
さて、今回は「欠損補綴について」お話させていただきます。
欠損補綴とは、歯が抜けてしまった場合や、歯を抜く処置をした場合に、歯がなくなってしまった部分を人口の歯で埋めることです。
歯がないままだと、残りの歯がすき間を埋めるように動いてしまったり、噛み合わせた時に反対側に来る歯(上の歯だと下の歯、下の歯だと上の歯)が伸びてきてしまったりして、咬み合わせが悪くなってしまいますので、欠損補綴をする必要があります。
種類は欠損の状態によって異なってきます。
まずは「ブリッジ」です。
ブリッジは両隣の歯を削り、欠損部分に架け橋を作る方法です。
固定されるので、歯がある時と噛み心地などは同じです。
ただ、健康な両隣の歯を削ってしまう場合もありますし、噛むときにも
両隣の歯に数本分の力が掛かりますので、歯への負担が大きい治療方法です。
また、欠損部分の補綴には歯と歯茎との間に隙間ができるため、
清掃も困難となり、メンテナンスを怠ってしまうと、歯周病にもなりやすいです。
歯の状態によっては、ブリッジを行うことが出来ない場合もあります。
つぎに「入れ歯」です。
入れ歯には、部分入れ歯と総入れ歯があります。
歯の欠損部分に取り外しのできる、義歯をいれるという方法です。
周りの歯に金具を引っかけるため、健康な歯を少し削ることがあります。
また、健康な両隣の歯に力が掛かってしまいます。
慣れるまで違和感があり、しっかり噛むのは難しいです。
そして「インプラント」です。
インプラントは、顎の骨の部分にボルトを埋め込んで、
人口の歯を植えつけるという方法です。
両隣の歯を削ることもありませんので、周りの歯にも優しい治療法です。
また、根元から顎の骨にしっかりと固定されておりますので、
本物の歯と同じようにしっかりと噛めて、より食事を楽しむことができます。
他の方法と比べて、しっかり噛めることで消化もよくなり胃腸に優しいですし、
脳を刺激し脳細胞の減少を防ぐ事が出来ます。
噛むことは認知症などの病気の予防にもなるのです!
実際に、入れ歯なしで咬める人は、総義歯の人に比べて、
健康寿命が10年も長いというデータが厚労省から出ているそうです。
周りの歯にも優しいですし、しっかり噛めて、
お口の中だけでなくて身体にも優しい治療法です。
ただ、健康な歯に比べて、インプラントは歯周病になりやすいため、
定期的なメンテナンスを受けて頂くことをお勧めします!
このように歯をなくしてしまっても、補う方法はいくつかありますが、
周りの歯のためにも、心身の健康のためにも、インプラントがオススメです。
また、できるだけ自分の歯を長く使う為に
日頃のお手入れを怠らないことが、何より大切です!
歯を多く残すためにも、お手入れをきちんと行って、
治療が必要になった際は、周りの歯を残していくためにも
周りの歯に影響が少ない治療方法を選んでいきたいですね。
治療に関して何か気になることがございましたら、
スタッフや衛生士になんでもお気軽にお尋ねください♪
受付・アシスタント
植田亜里紗
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