歯の再生能力「再石灰化」って?

こんにちは 歯科医師の山田です。
コロナ騒ぎも少し落ち着きを見せ始め、
大阪では段階的な休業要請の解除も行われていますね。
とはいえ、気を緩めてはいけません!
3密を避け、手洗いうがいをしっかりし、
もし体調に異変を感じたら、
早急にお近くの医療機関に連絡し、適切な対応を仰ぎましょう。
病には早めの対応が肝要です。
もちろんむし歯も同じです。
今日は早期に発見し、正しい対処を行えば獲得することを期待できる、
歯の再生能力 再石化 についてお話ししようと思います。
この再生能力に期待できるのは、初期のむし歯だけです。
大きく、底の深いむし歯になってしまうと、再生能力は全く期待できません。
痛みもなく、穴も空いておらず、表面がうっすらと白くもやがかったような状態…
これが唯一歯が再生能力を発揮できうる状態なのです。
初期のむし歯は、歯に穴を開けるまでは進行しておらず、
歯の表面を弱らせているだけの状態を言います。
歯の一番表面の素材は、「エナメル質」
歯の表面が弱ってきている状態のことを、「脱灰」と言います。
エナメル質の初期の齲蝕病変うしょくびょうへん なんて言ったりします。
この状態は、
・しっかりと歯ブラシが行き届いていない場所、
・そもそもエナメル質が丈夫ではない方
・子供の歯
・生えたての大人の歯である幼若永久歯
によく見られます。
早期に発見し対応することにより、
むし歯の進行の抑制 または エナメル質の再生能力 を見込むことができます。
何故そこが磨けていないのか、普段の歯ブラシの何が良くないのか、
担当の歯科衛生士さんと自分の歯のメンテナンスの仕方をおさらいし、
改善できるところを見つけていきましょう。
そしてなにより大事なことは、継続的なフッ化物の塗布です!
フッ素ですね!
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歯は「ハイドロキシアパタイト」という、
骨と似たような成分でできています。
カルシウムの一種ですね。
そこにフッ素を吸収させることにより、
「ハイドロキシアパタイト」が
「フルオロアパタイト」
という名の、とっても丈夫な成分に変身します✨
これに変身することにより、
再石炭化(先程の再生能力ですね!)を促進することができます!
さらに、むし歯菌が歯に穴を開ける酸を抑制させる働きもあります!
良いことづくしです!
当医院では、歯科衛生士が患者様の口腔内を確認した上で、
それぞれの方に適切なブラッシング指導、
フッ素によるむし歯の予防を行っております。
コロナの影響で不要な外出は控えるべき昨今です。
ですが、長谷川歯科医院では口腔内で使用する全ての水に除菌水を使用しており、
衛生面、感染対策は徹底しております。
家にいる時間が長くなり、不規則な食生活にもなりやすい今の時期、
口腔内のメンテナンスは決して不要の外出ではございません。
機を見て、長谷川歯科医院に来院していただき、
むし歯に負けない丈夫な歯を作っていきましょう!
歯科医師 山田 理一郎