通常の感染症対策をしっかりと!

こんにちは。
歯科衛生士の米澤です。
現在、猛威をふるう新型コロナウイルスですが、
世界保健機関(WHO)が「国際緊急事態」を宣言したり、
マスクがあちこちで品切れになったり…
国内感染者の症状としては重篤な症状ではない印象ですが、
中国では死者が500人に近づき(2月5日時点)SARSを上回るなど、
不安に感じている方も多くいらっしゃると思います。
今回は新型コロナウイルスについて簡単にまとめました。
●新型コロナウイルス感染症とは?
 
過去ヒトで感染が確認されていなかった
新種のコロナウイルスが原因と考えられる感染症です。
●コロナウイルスとは?
人や動物の間で広く感染症を引き起こすウイルスです。
人に感染症を引き起こすものは
これまで6種類が知られています。
深刻な呼吸器疾患を引き起こすことがあるのは、
SARS-CoV(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス)と
MERS-CoV(中東呼吸器症候群コロナウイルス)で、
それ以外は、感染しても
通常は風邪などの重度でない症状にとどまります。
【主な症状】
発熱や上気道症状(咳、喉の痛みなど)
【潜伏期間】
最大14日ほど
【予防法】
咳エチケット、手洗い、うがい、アルコール消毒など
●どうやって感染するの?
新型コロナウイルス感染症がどのように感染するのかについては、
現時点では、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つが考えられます。
(1)飛沫感染
感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫と一緒にウイルスが放出
別の人がそのウイルスを口や鼻から吸い込み感染
※主な感染場所:学校や劇場、満員電車などの人が多く集まる場所
(2)接触感染
感染者がくしゃみや咳を手で押さえる
その手で周りの物に触れて、ウイルスが付く
別の人がその物に触ってウイルスが手に付着
その手で口や鼻を触って粘膜から感染
※主な感染場所:電車やバスのつり革、ドアノブ、スイッチなど
●新型コロナウイルスに感染しないようにするために
(1)手洗い
ドアノブや電車のつり革など様々なものに触れることにより、
自分の手にもウイルスが付着している可能性があります。
外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前などこまめに手を洗います。
(2)普段の健康管理
普段から、十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけ、
免疫力を高めておきます。
(3)適度な湿度を保つ
空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下します。
乾燥しやすい室内では加湿器などを使って、
適切な湿度(50~60%)を保ちます。
◆マスクの効果◆
マスクは、咳やくしゃみによる飛沫
及びそれらに含まれるウイルス等病原体の飛散を
防ぐ効果が高いとされています。
咳やくしゃみ等の症状のある人は
積極的にマスクをつけましょう。
一方で、予防⽤にマスクを着⽤することは、
混み合った場所、
特に屋内や乗り物など換気が不十分な場所では
一つの感染予防策と考えられますが、
屋外などでは、相当混み合っていない限り、
マスクを着⽤することによる効果はあまり認められていません。
咳や発熱などの症状のある人に近づかない、
人混みの多い場所に行かない、
手指を清潔に保つといった感染予防策を
優先して行いましょう。
●ほかの人にうつさないために
【咳エチケット】
くしゃみや咳が出るときは、
飛沫にウイルスを含んでいるかもしれませんので、
次のような咳エチケットを心がけましょう。
・マスクを着用します。
・ティッシュなどで鼻と口を覆います。
・とっさの時は袖や上着の内側でおおいます。
・周囲の人からなるべく離れます。
【正しいマスクの着用】
【手洗い、うがい】
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(出典:首相官邸ホームページ)
また、インフルエンザに関しても
例年の感染者数は国内で推定約1000万人いると言われており、
直接的及び間接的にインフルエンザの流行によって
生じた死亡を推計する超過死亡概念によれば、
インフルエンザによる年間死亡者数は
世界で約25~50万人、
日本では約1万人と推計されているとの事…
インフルエンザが関係して亡くなっている方が
推計で年間10,000人もいらっしゃる事に驚き、
こちらも甘くみてはいけないと改めて感じました。
ただ過剰に心配することなく、
「手洗い」や「マスクの着用」を含む「咳エチケット」などの
通常の感染症対策が重要との事です。
しっかり栄養、睡眠をとって免疫力を高め、
自分にできる事をしっかりしていきたいと思いました。
早く終息する事を願います。
歯科衛生士 米澤 真衣