こんにちは!衛生士の井戸です。
12月とは思えない暖かい日が続いていますが、
来週からはいよいよ冬らしくなりますね。
気温差で体調を崩されないようにみなさんお気をつけ下さい。
さて、先日「歯とお口の健康講座」を行うために、
院長、歯科衛生士2名、事務1名の合計4名で
地元の大阪市立此花中学校に行ってまいりました。
当院の院長と後輩衛生士は此花中学校の出身で、
母校での講演をとても楽しみにしていました。
体育館で私たちが待っていると、足早に生徒たちが入ってきました。
だらだら歩いたり、無駄話をする生徒は一人もいません。
素早く皆が整列し、一番前のクラスリーダーが人数を確認したら
三角座りで姿勢を正し、授業開始のチャイムがなるまでこのままで待ちます。
チャイムと同時に一人のきびきびとした大きな掛け声で全員挨拶。
ここまでの流れが無駄がなく実に見事で圧倒されました!!
私の中学生の時とは全然ちがいます。
こちらも気が引き締まりましたし、礼儀正しい振る舞いに感動しました。
もちろん講座もしっかり聴いてくれました。
そのなかでも”歯周病菌の唾液を介した経口感染”に興味をもってくれたようでした。
大阪大学の天野敦雄教授のお話では、
歯周病菌に感染するのは18歳以降に増えていき、
歯周病菌が口の中にいる日本人は60%にまで達します。
アメリカでは歯周病菌の感染は
パートナーとのキスが主な原因だと言われています。
また、アジアの食習慣は食べ物を介した感染を増やしているようです。
唾液が付いた食べ物やお箸、スプーン、フォークによる感染もあります。
これから忘年会、クリスマスもありますが直箸は厳禁ですね。
私たちは、皆さんが自身のお口に関心をもっていただき、
健康を保っていただけるよう全力でサポートいたします!
これからもはせしかをよろしくお願い申し上げます。
歯科衛生士主任 井戸 美和