こんにちは。衛生士の奥村です。
春とはいっても朝夕はまだまだ冷え込みますが、風邪など召されてませんか。
寒い日はどうしても水分補給の頻度が減り、お肌もお口も乾燥してしまいがちですが、皆さんはいかがでしょうか。
今日はお口の乾燥がもたらす悪影響について説明していきます。
色々な悪影響がありますが、今日は大きく3つの悪影響を説明します。
1.虫歯や歯周病にかかりやすくなる
唾液には殺菌作用があります。そのため唾液の分泌が低下すると虫歯菌や歯周病菌の抑制ができなくなってしまいます。
2.口内炎ができやすくなる
唾液にはお口の中を潤し保護する機能もあります。そのため唾液の分泌が低下すると舌が傷つきやすくなり
口内炎が出来やすくなってしまいます。
3.口臭の悪化
唾液には口臭の原因菌を抑える力もあります。
そのため唾液量の低下で口臭を強めてしまうのです。
次に原因についてです。
✓薬物
✓生活習慣の乱れ
✓精神的ストレス
✓加齢
✓口呼吸
✓その他(脱水症、糖尿病、シェーングレン)
などがあります。
薬物や加齢については難しいですが、その他については予防が出来ます。
予防策として、
こまめな水分補給
ストレスを溜めないようにする
鼻呼吸を意識する
唾液腺マッサージをする
などがありますので是非日頃の生活で意識してみて下さい。
それでも改善しない場合はマウスジェルなどを使ってみてもいいと思います。
当院にもマウスジェルは売ってありますので気軽にお試し下さい!