こんにちは、歯科衛生士の青栄です。
寒暖差が著しい日もある中、皆様はどのように過ごされていますか?
来週あたりからは寒さも少し落ち着いてくるみたいなので、もう少し踏ん張りましょう。
さて今日は、「歯ぎしりや食いしばり」についてお話したいと思います。
「歯ぎしり」は夜間にギリギリと音を立てて歯を左右にすり合わせること、「くいしばり」は夜間のみならず日中にも行われるお口の異常習癖を意味します。 これらはかぶせものや歯のつめものの度重なる破損や顎の関節の痛み、口の開けづらさ、咬み合わせの違和感、顎の筋肉の痛みの原因になります。
当院に診察に来られる患者さまの中にも、お口を拝見すると、明らかに歯ぎしりや食いしばりの兆候が見られる患者さまがたくさんいらっしゃいますが、それを指摘すると皆さん「えっ?私、歯ぎしりしてますか?」と驚かれます。
そこで自分が歯ぎしりや食いしばりを行っているか簡単なチェックポイントをお伝えします。自分に当てはまるかぜひチェックしてみてください。
①舌の横の先に凹み(歯に押し付けた跡)がある。
②下あごの内側に丸く出っぱった硬い隆起がある。
③頬の内側に横に線がある。
このような症状があると歯ぎしりや食いしばりを行っている可能性が高いです。
治療法としては、マウスピース・ナイトガードの作製をおすすめしています!
マウスピース・ナイトガードとは?
患者さんの歯型を取り製作するもので、就寝用に装着すると歯や顎に加わる力を暖和することができます。 通常は硬いアクリル樹脂で製作し、上あごに装着します。 下あごが動いて強く噛みこもうとしてもスルスル滑って力が分散しやすく、噛みこんだとしても歯の代わりに削れてくれます。
歯ぎしりや食いしばりでお悩みの方は試してみるのはいかがでしょうか?お気軽にご相談ください☆