こんにちは、歯科衛生士の高原です。
日中は夏と変わらないような暑い日もありますが、日が落ちるのが随分と早くなってきました。みなさまお元気に過ごされていますでしょうか。
今回は、口腔機能発達不全症についてお話しします。
お口は、「話す」「食べる」「呼吸する」などの重要な役割があるので、小さいときの使い方がその人の人生にとって大きな影響を及ぼしています。
これらの機能が正常に獲得できていない状態のことを「口腔機能発達不全症」といい、舌を中心としたお口周りの筋肉がしっかり発達していない状態のことをいいます。
・ポカンと口をあけている
・口呼吸をしている など
ケータイを触ったり、ゲームをしたりと、口を訓練する機会が減り、姿勢を悪くするものが増えていますが、お家でできるトレーニングを行うことによって、機能改善が図れます。
あいうべ体操や風船遊びなどがありますが、小さいお子さんには、吹き戻しという笛が楽しいと思います。
親子で楽しく遊びながらできるトレーニングがあるのでぜひやってみてください。
乳幼児から学童期は大切な体作りの時期です。大人が良い方向に導いてあげられるといいですね。