ドミニカ診療奉仕活動

こんにちは。
院長の長谷川です。
ゴールデンウィークを利用して、
2016年5月2日~3日の間、
指導医として認定されている
IDIAアメリカ国際口腔インプラント学会主催で、
カリブ海に浮かぶドミニカ共和国の
首都サントドミンゴにおいて、
多くの患者様にインプラント治療を無料で施す
インプラント診療ボランティア活動に参加して参りました。
ドミニカ共和国と聞いて
パッと場所が頭に浮かぶ人は少ないと思いますが、
私もここに来るまでアフリカの方だと勘違いしておりました。
ドミニカにはカリブ海にある島で、
隣国のハイチと一つの島になっています。
隣国のハイチと同様にドミニカは貧しい国で、
一般国民の方で歯科において
高度な治療を受けられている方は
ほとんどいないのが現状です。
ですので、若い年齢にもかかわらず
歯の無い方が多いのに驚かされました。
病院につくと、患者さんたちが長蛇の列で、
朝9時から夜8時頃まで
ほとんど休憩も無しのぶっ通しで診療しました。
翌日も同様に朝から晩までぶっ通しで診療でした。
診療はインプラント中心とした外科手術がほとんどでした。
ドミニカの人たちは、国は貧しくてもとても明るく、
大変我慢強く、診療しやすい方々でした。
言語はスペイン語なので全く分からないですが、
なんとなく人の良さが伝わってきました。
病院で働く歯科衛生士や歯科医師も
ラテン系で大変フレンドリーでした。
また、アメリカやアルゼンチンからお越しになっている
歯科医師及び口腔外科専門医の先生方にも助けられ、
非常に楽しく、充実した2日間でした。
日本からニューヨークを経由してのドミニカ、
片道20時間のフライトと、
丸2日間のぶっ通しの診療と、
体力的にはかなりハードでしたが、
あっという間の一週間でした。
ますます、日本で生活できることのありがたみと、
学びの多い一週間でもありました。
この経験を、診療に活かし、
皆様により良い治療を提供していきたいと思います。
院長 長谷川 昌徳